尾﨑 亮太 呉 一紗
尾﨑 亮太 呉 一紗

INTERVIEW

一休の社員インタビュー

成長フェーズにある
レストラン事業部の
営業とは。

レストラン事業本部 営業企画部
部長

尾﨑 亮太

レストラン事業本部 営業部
カジュアルレストランチーム リーダー

呉 一紗

01.

ジョインした理由

裁量の大きさを活かして
自ら行動できる営業

呉 一紗

呉:一休.comレストランでは、営業と営業戦略の立案と戦略の実行をサポートする営業企画部が連携して、営業活動に取り組んでいます。
私は3年前に「誰よりも営業をできるようになりたい」という思いを抱えて一休に飛び込みました。未経験かつ自分が最も苦手意識をもつ職種へのチャレンジでした。
一休を選んだのは、他の営業職に比べて提案や工夫などの余地を与えてくれる職場だと感じたから。やりたいことがあれば、年功序列や既存の枠組みに縛られず尊重される社風だと感じました。
Webサービスは日々変化する商材を扱います。手を挙げて新たなチャレンジを提案し、実行に結びつけやすいのではないかと考えました。
私は香港育ちの帰国子女なので、言葉や文化背景の面で偏見をもたれることもありました。でも、一休では会社もお客様も結果さえ出せば評価してくれる。営業は特別な資格は不要で、極端なことを言えば誰にでもできる仕事。だからこそ「呉さんだからお願いしたんだ」と言われた時にやっていて良かったと感じます。

尾﨑:前職では商空間やイベントのプロデュースを行う丹青社でプロデュース業務を担っていましたが、IT企業の成長性とスピード感を求め、一休に入りました。学生時代にサイバーエージェントの子会社のサイバー・バズの立ち上げ期にアルバイトをしていて、その時に感じた成長やスピード感を求めて、転職を決意しました。一方で、丹青社で携わっていた素敵な空間に関わる業務にも思い入れがありました。その両方を満たす企業は一休のみだったので、転職先は一休しか検討していません。
営業企画部では、営業担当者の担当店舗の割当や営業組織の再編成を行い、顧客接点とコミュニケーションを増やすことで、顧客との関係を量の面から向上させていきます。また、質の面では、各店舗に対するKPIを設定しモニタリングを行うなど、さまざまな施策で向上を図ります。これを4人のメンバーで取り組んでいます。
一休社内には現在も成長途中という意識があり、社員同士がフランクに意見を交わす場面をよく見かけます。業務について正直に自然体で語り合えるのが、一休の魅力であり強さだと思います。成熟した企業ではどうしても相手の立場やこれまでの背景を慮ってしまいがちですが、一休では自分の意見を臆せず言えます。

尾﨑 亮太

02.

仕事の内容

「データ×営業力」で
ユーザーファーストを
追求する

尾﨑 亮太

尾﨑:レストランにはその業態の特性から、店舗担当者が様々な業務をこなさなければならず、非常にお忙しい方が多い。そうなると、かなり力強くサポートしなければ、一休のサービスを受け入れてくださらない場合もあります。訪問量と受け答えの質が問われる場面ですが、それを営業担当者個人の努力に頼らず、組織としてバックアップしていくのが営業推進部の業務です。
訪問量をデータ化し、営業企画部が確認した上で、営業担当のリーダーと訪問量を上げるための施策を細かいところまで詰めます。トークスクリプトも、ヒアリングや自身の営業経験を元にたたき台を作成しすり合わせていきます。
加えて、質の面では顧客への説得力が鍵になります。この点には、ロールプレイングを用いたトレーニングを活用します。たとえば、顧客の課題としてあがることが多い月曜日のディナー。このポイントでの送客を求められた場合、いかにロジカルに答えられるか。我々のサイトの仕組み、サイト内での露出の上げ方、コンバージョンする方法などを適切にご紹介しなければなりません。

呉:営業企画部が頻繁に数字を明示してサポートをしてくれるので、次のアクションが明確になるし、お客様への提案もやりやすくなります。この店は在庫が何%しか回転していないので施策が必要だとか、このエリアのランチ設定率は何%になっているなどの情報はお客様にも喜ばれます。
ただし、私たちの顧客はレストランですが、あくまでユーザーファーストの精神が前提にあってのこと。レストランの売上アップも重要ですが、ユーザーの喜びなくして実現しません。常にユーザーを軸に提案を考えるようにしています。
たとえば、掲載する店舗写真は、レストランの雰囲気を正しく撮影し、表示することが重要です。レストラン側はどうしても綺麗に撮影した写真を気に入る傾向にありますが、実際にユーザーの訪問時にギャップを生んでしまう原因になりかねません。それでは再訪につながりませんよね。ユーザーの満足こそがレストランの利益につながるということについて、説得力のある説明ができるかが試される所だと思います。
同様に、一休に掲載するプランのコースの内容や料金について踏み込んだ提案をすることも多々あります。お店の雰囲気とプランのバランスは重要です。カジュアルなレストランで2万円のコースは居心地が悪いでしょう? ユーザーが違和感なくレストランでの時間を過ごしていただけるように提案することが重要だと考えています。

呉 一紗

03.

今後のビジョン

ユーザーの意向に
応えられるサービスで
あり続けるために

尾﨑 亮太 呉 一紗
尾﨑 亮太 呉 一紗

尾﨑:私はユーザーがレストラン予約をする際に、一休のサービス内でできないことを無くしていきたいと考えています。たとえば、個室の予約については一休のサイトでは予約できないときでも、お店に直接電話すれば予約できる場合があります。これを店側のオペレーションと一休のシステムを合致させて解決し、電話予約と同等以上の商品ラインナップにしていく必要があります。
加えて、今後はユーザーに新しい価値を提供する取り組みにもチャレンジしていきたいと考えています。以前、ギフト事業部にいた際に、体験型のギフトチケットを商品として作っていました。自家需要だったレストランの予約を、ギフトチケットにすることで、受け取った人がさまざまなレストランに行けるような仕組みを作りました。そんな風に枠組みを変えることで新しい需要を創出するような取り組みをしたいですね。

呉:私は新たに立ち上がった「一休カジュアルレストラン」の運用を軌道に乗せるべく今現在も奮闘しています。
「カジュアル」は定義が難しい分野です。これまでの「高級路線」というくくりではユーザーの要望に応えきれていない部分がありました。
接待や親族顔合わせの食事会などの改まった場面と、家族や友人とのリラックスした場面では、ユーザーが求めるレストランが異なります。「カジュアルレストラン」というくくりを設けたのは、ユーザーがその時々のニーズに合ったお店を探しやすくするためです。
ITサービスはユーザーと直接話をすることができません。だから、一休はプラットフォーム上で簡潔に正しくレストランを説明し、ご紹介する義務があると思っています。正しくマッチングすることによって、ユーザーとレストランの双方が失望することがないように。カジュアルレストランの分野の充実によってそれを実現していきたいと思っています。